弱酸性シャンプーは肌にやさしい成分を使っていることで頭皮や髪を労わることができる商品です。この記事では弱酸性シャンプーの効果とメリットデメリット、おすすめの商品5選もご紹介しています。メンズも使うことができるのかという疑問についても解説しています。
目次
髪と頭皮の健康を目指すために
弱酸性のシャンプーはやさしく肌が弱い方に人気です。ただ「どんな効果があるのか」「デメリットはあるのか」という疑問を持っているかたも多いのではないでしょうか。この記事は
弱酸性シャンプーの効果とメリット、デメリットを解説していますので「頭皮と髪をもっと労わりたい」「自分にあったシャンプーを見つけたい」という方はぜひ参考にしてください。おすすめの弱酸性シャンプー5選も紹介しています。
弱酸性のシャンプーの効果
人間の肌は弱酸性に保たれています。
アルカリ性に傾いてしまった場合は頭皮や髪に刺激となっていまうので、できるだけ肌の状態に近いphのシャンプーで洗うことでバランスを崩さないようにしています。phのバランスが崩れると菌の影響も受けやすくなってしまい、炎症などのトラブルを引き起こすことになります。
メリット
弱酸性シャンプーのメリットは
肌のphに近いため刺激が少ないことです。また弱酸性シャンプーにも種類がありますが、洗浄力が低いものが多く頭皮の皮脂を落とし過ぎずに洗ってくれます。これらの理由から頭皮にやさしいシャンプーと考えられています。ヘアカラーの後はアルカリ性に傾いているので、中和する効果もあります。
デメリット
弱酸性シャンプーのデメリットは洗浄力が低いことで必要以上に皮脂が残ってしまう場合もあるということです。弱酸性シャンプーに限らずですが、
洗浄力が今までと大きく違うものを使うと皮脂が残りすぎたり、落とし過ぎたりしてしまいます。皮脂のバランスが乱れるとかゆみやニオイなどのトラブルの原因になってしまいます。それぞれの皮脂の量や環境に合わせたシャンプー選びが大切です。
シャンプーの注意点
基本的なシャンプーの方法の注意点として
予洗いとすすぎの甘さがあります。シャンプーをつける前にしっかりとお湯で汚れと落とし、シャンプーの後は同じくらいの時間をかけてすすぐようにしましょう。予洗いが足りないと泡立ちにくくなり、すすぎが足りないと残ったシャンプーの成分が刺激になります。もし泡立ちが悪い場合は一度泡を流してからシャンプーし直すのがおすすめです。
弱酸性シャンプーの選び方
弱酸性シャンプーを選ぶポイントを3つご紹介します。
洗浄成分
弱酸性シャンプーの洗浄成分にも種類があります。大きく分けるとアミノ酸系、石鹸系、高級アルコール系の3種類に分けられます。
アミノ酸系、石鹸系は高級アルコール系よりも刺激が少ないので敏感肌の方におすすめです。刺激の少なさや洗いあがりの手触りからアミノ酸系シャンプーの人気が高く「ベタイン」や「ラウロイル」「ココイル」という名前がつく成分が多い傾向にあります。
香り
シャンプーは香りも大切です。刺激が少ないことを重視するシャンプーは香りが独特なものもあるのでストレスにならないよう使い続けられる商品を探しましょう。
洗いあがり
頭皮へのやさしさを考えたシャンプーは洗いあがりの髪がきしむこともあります。トリートメントでカバーすることも考えながら様子をみて、翌日の扱いやすさもシャンプー選びのポイントにしましょう。
おすすめの弱酸性シャンプー5選
- コーセー ジュレーム リラックス シャンプー
- リアル 無添加時代 ヘアシャンプー
- エイチアンドエス ドライ スカルプシャンプー
- ミノン 薬用ヘアシャンプー
- キュレル シャンプー
コーセー ジュレーム リラックス シャンプー
やさしく軽やかにさらさらストレート
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ジュレームシリーズのシャンプーも弱酸性で頭皮にやさしく洗うことができます。ノンシリコンですが、はちみつを使った芯からの保湿でさらさらストレートな仕上がりになります。くせやうねりが気になる方にもおすすめのシャンプーです。フローラルハニーの香りでシャンプーを癒しの時間にしてくれます。
- 内容量
- 500ml
- 香り
- フローラルハニー
- 特徴
- くせ毛にもおすすめ
- その他成分・特徴
- ノンシリコン
リアル 無添加時代 ヘアシャンプー
6つの無添加で肌にやさしく洗う
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
ノンパラベン、ノンシリコン、無香料、無着色、無鉱物油、ノンアルコールという6つの無添加が特徴のシャンプーです。キメの細かな泡がうるおいを守りながら洗ってくれます。できるだけ余計なものが入っていない商品を求めている方におすすめのシャンプーです。天然の植物性保湿成分も配合しています。
- 内容量
- 300ml
- 香り
- 無香料
- 特徴
- うるおいバリア
- その他成分・特徴
- ノンシリコン・ノンパラベン
エイチアンドエス ドライ スカルプシャンプー
頭皮をいたわりフケを防ぐシャンプー
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
H&Sからスカルプシリーズのシャンプーが販売されています。頭皮にやさしい洗いあがりながら、配合されているピロクトンオラミンがフケやかゆみの原因菌の増殖を防いでくれるのでトラブルがある方にもおすすめです。細かいフケは乾燥、大きなフケは皮脂が原因とされています。このシャンプーには乾燥頭皮用と脂性頭皮用があるので、自分にあった方を選ぶことができます。
- 内容量
- 350ml
- 香り
- ウォータリームスク
- 特徴
- フケ、かゆみ用
- その他成分・特徴
- 菌の増殖を防ぐ
ミノン 薬用ヘアシャンプー
頭皮に負担をかけず、うるおいを守る
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
皮膚科学に基づいて作られたシャンプーで頭皮のバリア機能を守りながら洗うことができる商品です。ふけ、かゆみや汗臭といった頭皮トラブルも予防してくれます。アレルギーの原因成分を極力カットしているので安心して使うことができます。頭皮への負担を減らしたいと考えている方におすすめのシャンプーです。
- 内容量
- 450ml
- 香り
- フローラル
- 特徴
- うるおいを守ってフケなどのトラブルを予防
- その他成分・特徴
- アレルギーの原因成分をカット
キュレル シャンプー
赤ちゃんにも使えるやさしさのシャンプー
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
キュレルから販売されている赤ちゃんのデリケートな肌にも使えるやさしさのシャンプーです。健やかな肌に欠かせないセラミドを守り,うるおいを保って洗うことができます。消炎剤配合でフケやかゆみ、乾燥も防いでくれるのでトラブルが多い方や香料が苦手な方にもおすすめの商品です。
- 内容量
- 420ml
- 香り
- 無香料
- 特徴
- フケ、かゆみを防ぐ
- その他成分・特徴
- セラミドを守る
メンズも使うことができるのか
弱酸性シャンプーはメンズにもおすすめです。ただし、弱酸性シャンプーは洗浄力が低い傾向にあるので、さっぱり感を求めるメンズには
物足りなく感じることもあります。乾燥しやすい方、頭皮のトラブルが起きやすい方は皮脂を洗い流し過ぎずに洗うことができるため適しているでしょう。スタイリング剤をしっかりつけている時は一度泡立ててから、流してシャンプーすることで泡立ちやすくなります。
やさしいシャンプーで頭皮をいたわりましょう
髪や頭皮も人それぞれに大きな違いがあります。健康な頭皮はキレイな髪につながります。シャンプーも洗浄成分や特徴をしっかりと把握して自分に合った商品を見つけましょう。