社交ダンスを始めることで身につく!社交ダンスの基礎知識を徹底解説!

社交ダンスは、パートナーとともに楽しむダンスのひとつ。
身体の健康やコミュニケーション能力の向上など、幅広い側面でのメリットがあり、最近では人気や注目度が高まってきています。
本記事では、社交ダンスについて、歴史やルール、種類、音楽、リードとフォロー、ステップなど、基本的な知識を徹底解説していきます。

社交ダンスとは?

社交ダンスとは、カップルで行うさまざまなダンスの総称です。
社交的な場で行われるダンスであり、パートナーとの距離やスピード、リードやフォローなどが重要な要素。
社交ダンスにはラテンダンスやスタンダードダンスなどさまざまな種類があり、競技会やパーティー、レストラン、クラブなどで楽しまれています。
また、健康的な運動のひとつとしても注目されており美容やダイエット、心身のリラックスなどの効果も。
さらに、ダンスを通じてコミュニケーション能力の向上や、人間関係の改善にもつながるといわれています。
こういったメリットの多さや、何歳からでも始められるという点から最近では「大人の趣味」として人気が高まっているんです。

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①社交ダンスの歴史

社交ダンスは、フランス宮廷で始まった社交場で踊るためのダンスであり、紳士淑女の礼儀作法の一環として発展しました。
18世紀になると、舞踊家によって正式なルールが作られ、「メヌエット」や「ワルツ」などが誕生。
19世紀には「ワルツ」がブームとなり、社交ダンスは広く社交場や舞踏会で踊られるようになります。
20世紀後半になると、社交ダンスは競技としての側面が強くなり、「スタンダードダンス」と「ラテンダンス」の2つに分類されるようになりました。
そんな歴史があり、現在では社交ダンスは世界中で競技やレッスンが行われており、健康的な娯楽として愛されるダンスとなったのです。
社交ダンスの歴史についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、是非見てみてください。

②社交ダンスのルール

社交ダンスを踊る際には、ペアで協力しあいながら特定のルールに基づいて踊ります。
このルールには、パートナーとの協調やマナーなどが含まれていて、音楽に合わせたステップを踏むことも基本的なルールのひとつ。
社交ダンスには、さまざまな種類がありそれぞれに特有のルールが存在します。
例えば、ワルツではスウェーを意識して踊ることが大切であり、タンゴでは短いステップを踏むことが求められます。
これらのルールに沿って踊ることで、パートナーとの調和が生まれ、見栄えの良いダンスを披露することができるんです。
社交ダンスは、単なる一時的な趣味ではなくクラスやコンペティションなどで競うこともできるダンススポーツ。
競技レベルの場合、ルールがより厳格になり審査員による採点も行われます。
したがって、社交ダンスを真剣に習得する場合には、ルールについて正しく理解することが必要となるでしょう。
社交ダンスのルールについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、是非見てみてください。

③社交ダンスの種類

社交ダンスには、様々な種類があります。
それぞれに異なるリズムやステップがあり、ペアで合わせることが必要とされます。
代表的なものはラテンダンスとスタンダードダンスの2種類。
ラテンダンスにはサンバ、チャチャチャ、ルンバ
ジャイブ、パソドブレの5種類。
スタンダードダンスにはワルツ、スローフォックストロット、タンゴ、クイックステップ、ヴェニーズワルツの5種類の計10種類があります。
それぞれステップや音楽、衣装などに特徴や違いがあるので、詳細はこちらの記事を見てみてください。

④社交ダンスの音楽

社交ダンスでは音楽が重要な役割を担います。
社交ダンスにはそれぞれの種類に合わせたリズムとテンポがあり、例えば、ラテンダンスではラテン音楽が用いられ、サンバは2/4拍子、チャチャチャは4/4拍子、ルンバは4/4拍子、ジャイブは4/4拍子で踊られます。
スタンダードダンスでは、クラシック音楽やポップスなどが主流。
ワルツは3/4拍子で、ゆっくりとしたリズム、スローフォックストロットは4/4拍子で、スウィングやジャズにも使われます。
タンゴは2/4拍子で激しいリズムが特徴。
以上のように社交ダンスの種類によって特徴的でさまざまな音楽が使用されています。
それぞれの音楽の詳細はこちらの記事で紹介しているので、是非見てみてください。

⑤リードとフォロー

リードとフォローは社交ダンスにおいて非常に重要な役割。
リードとは相手を導く立場であり、ダンスのステップやリズムを決定し、相手を導いて踊らせます。
一方、フォローは相手の指示を受け、相手に合わせて踊る立場にあります。
ダンスにおいては、このような相互の役割がスムーズに行われることで、美しいダンスが生まれます。
リードとフォローは、ダンスだけでなくコミュニケーションの場においても大切な役割を担っており、リードは相手に方向性を提示し、フォローはその方向性に合わせて行動するため、互いに協力し合いながら目的を達成することができるようになります。
このように、リードとフォローはより良いコミュニケーションや協働に繋がる重要な役割を担っているんです。
リードやフォローについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、是非見てみてください。

⑥ステップ

社交ダンスのステップとは、音楽に合わせてペアで踊るときに使われる特定の足の動きのこと。
社交ダンスにおいて、さまざまな種目に対応したステップがあります。
例えば、スロー・フォックストロットには、ウォークステップ、ローリング・オフ・ザ・アームなど、ラテンダンスには、ルンバ、チャチャ、サンバなど、それぞれに特有のステップがあります。
ステップは、ダンスのリードやフォロー、パートナーの位置関係などによって柔軟に変化するため、ペアダンスの表現力が豊かなものになります。
ダンスを楽しく踊るためには基本的なステップから覚え、さまざまなパターンを身につけることが大切。
それぞれのステップの詳細はこちらの記事で紹介しているので、是非見てみてください。

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競技ダンスとの違いは?

社交ダンスと競技ダンスは、両者ともにダンスのジャンルのひとつであり、踊られる目的やスタイルが異なっています。
社交ダンスは、ダンスパーティーなどで楽しむことを目的として踊られるダンスであり、パートナー同士が踊り合わせながら気軽に楽しむことができます。
また、曲に合わせたステップや動きが自由で、厳格なルールや基準は存在しません。
一方、競技ダンスは審査されることを目的として踊られるダンスであるため、ダンス界のオリンピックとも言われています。
オリンピックと言われる通り、厳密なルールに沿った審査員による評価が行われており、技術やコミュニケーション性などに優れたカップルが勝利を収めます。
このように社交ダンスと競技ダンスは共通点もありますが、目的やスタイルなどが大きく異なるといえるでしょう。

競技会やパーティとは?

社交ダンスの競技会やパーティは、社交ダンスの愛好家が集まり、楽しみながらダンス技術やマナーを学ぶ場で、競技会は厳格な審査基準に従い、決められたダンスの技術やステップを実演し評価を受ける場です。
パーティでは競技会とは異なり、ダンスのプロやアマチュアが一緒に踊ったり、初めての人同士でも気軽に踊れるように配慮されている場合も。
社交ダンスのパーティはカップルで踊るダンスの種類が多く、華やかな衣装やアットホームな雰囲気に溢れ、多くの人々に人気があります。
ダンスという芸術を通じて、人々は音楽やリズムに合わせて身体を動かし、楽しみながら社交スキルを身につけることができるんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
社交ダンスについて、歴史やルール、種類、音楽、リードとフォロー、ステップなど、基本的な知識を解説してきました。
社交ダンスは、ペアとしてコミュニケーションをとることで、美しい動きを演出する芸術的なダンスのひとつ。
是非、自分に合った種類の社交ダンスを選んで、楽しく練習してみてください。

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