目次
軽快な音楽になんだかワクワクしてしまう社交ダンスのクイックステップ。
その熱気と華やかさから、踊りとしても映像としても漫画の描写としても使われています。
社交ダンスのクイックステップとは?
LODにそって駆け抜ける様は、見ていてとても気持ちがいいですね!
アップテンポでちょっとお洒落な社交ダンスのクイックステップの雰囲気はぜひ動画で楽しんでください。
World DanceSport Federation 競技会でのクイックステップ決勝戦
World DanceSport Federation 決勝戦、クイックステップの動画です。
飛んだり跳ねたりといった軽快なステップでありつつも、バタバタと乱れない技術が光ります。
Mirko Gozzoli & Edita Daniute によるクイックステップ・デモンストレーション
また、こちらはWSSDF 2010で行われた Mirko Gozzoli & Edita Daniute 組(ミルコ・ゴッゾーリ&エディタ・ダニウテ)のクイックステップです。
激しい動きでも乱れないホールドと、楽しそうに踊る可愛らしいパートナー Edita Daniute から目が離せません。
社交ダンスのクイックステップの歴史
時は1923年、イギリスに訪れたチャールストンというアメリカンバンドがとても速いテンポでフォックストロットを演奏しました。
当時からフォックストロットは早さにばらつきがあったのですが、とても今までのステップでついていけるスピードではなかったのです。
そのため、新しく速さについていけるステップを考案する流れができました。いわゆる飛んだり跳ねたり・・・今のクイックステップの原型ですね。
そして1924年、ついにダンス教師協会がフォックストロットを速さごとにわけます。
遅いゆっくりとしたものをスロー・フォックストロット。早いものをクイックステップと呼びました。
そして、クイックステップはワンステップに代わりモダン競技種目に認定されます。
その後1927年のスター選手権大会では、クイックフォックストロット&チャールストンと改名され、ICBCブリティッシュプロフェッショナル選手権ではクイックステップ名付けられます。
社交ダンスのモダン種目の中でも新しい発想やステップを積極的に取り入れた前衛的なダンス・・・それがクイックステップなのかもしれません。