社交ダンスは10種類!初心者向けにそれぞれの特徴を徹底解説

テレビ番組などで、芸能人が初心者ながらも華麗に踊る姿に魅了され、
「私も社交ダンスを始めてみたい!」と思っている方は多いのではないでしょうか。
ですが、実際に始めるとなると「難しそう」「衣装が派手かも…」と、
いろいろ不安に感じることがあるのも事実です。

そこで本記事では、社交ダンスを始める前に押さえておきたい3つのポイントとして、
1.踊りの種類2.難易度3.衣装の観点からわかりやすく解説していきます。

社交ダンスを始める前に知っておきたい3つのポイント

社交ダンスは長年愛され続けているため、流行に左右されにくく、
若い世代からシニア世代まで幅広い方が楽しめるダンスです。
しかし「本格的に学ぶのは難しそう…」というイメージから、一歩を踏み出せない方も多いはず。

そこで今回は初心者目線に立ち、1.種類2.難易度3.衣装のポイントを把握することで、
気軽に社交ダンスの世界へ飛び込めるようサポートします。

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社交ダンスを始めるポイントその1&2:踊りの種類と難易度

社交ダンスはスローテンポで優雅に舞うものから、
全身を使ってダイナミックに踊るものまでバリエーションが豊富。
ここでは大まかな「種類」や「難易度」について解説していきます。

「社交ダンス」の種類はおもに10種類|幅広いステップが魅力

社交ダンスは、大きく「スタンダード」と「ラテンアメリカン」の2つに分けられます。
まずはこの2ジャンルが持つ特徴をおさえましょう。

1.スタンダード
  • ルーツはヨーロッパの宮廷舞踏で、優雅な動きが特徴。
  • 「モダンダンス」や「ボールルーム」とも呼ばれる。
  • 男女がしっかりと組み合い(ホールド)同じ方向へ進みながら踊る。
  • 男性は燕尾服、女性はロングドレスが主流。
2.ラテンアメリカン
  • 南米発祥の情熱的かつ自由度の高いダンス。
  • 男女が片手で繋がったり、離れたりと多彩な動きがある。
  • スカート丈が短めの衣装など、露出が多いスタイルが一般的。

スタンダード&ラテンアメリカンはそれぞれ5種類に細分化

スタンダード、ラテンアメリカンともに5種目ずつに分かれ、合計で10種類の社交ダンスがあります。
それぞれの特徴や初心者にとっての難易度を表にまとめてみました。

●スタンダード
種類 特徴 初心者難易度
ワルツ ワン・ツー・スリーのゆったり3拍子 なじみやすい
タンゴ 上下動が少なく、情熱的で激しい 難しい
スローフォックストロット 回転が少なく、ゆったり4拍子 やや難しい
クイックステップ 速いテンポで跳んだり走ったりアクティブ 難しい
ヴェニーズワルツ ワルツより速いテンポで回転数が多い なじみやすい
●ラテンアメリカ
種類 特徴 初心者難易度
ルンバ ゆったり4拍子で男女の愛を表現 難しい
サンバ 腰を使った動きが多くリオのカーニバル風 難しい
チャチャチャ ストップ&ゴーが特徴的な速い4拍子 やや難しい
パソドブレ 闘牛士をイメージ、男性が主役 難しい
ジャイブ アップテンポの4拍子で跳ねる動きが多い かなり難しい

初心者の方にはワルツのような比較的ゆっくりとしたステップがおすすめです。
とはいえ、ダンススタジオでは初心者向けに難易度を調整したレッスンが用意されている場合も多いので、
「曲の雰囲気が好き」「テンポが気に入った」という種目から始めてみるのもよいでしょう。

何より「踊っていて楽しい!」と感じられるのが、上達への近道です。

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社交ダンスを始めるポイントその3:衣装や練習着の疑問を解決!

キラキラした豪華な衣装のイメージが強い社交ダンスですが、
練習時はどのような服装で踊っているのでしょうか。
初心者の方の疑問点を、男女別に解説します。

【女性編】社交ダンスの練習着のポイント

  • 基本は動きやすい服装でOK
  • ポリエステル素材などストレッチ性が高く、速乾性があるものがおすすめ
  • 身体のラインが見えるほうが指導を受けやすい
  • シューズは種目によって履き替えることも。初心者は兼用タイプが便利
  • ヒールにはカバーやキャップをつけて教室の床を保護する
  • トップス…Tシャツやカットソー
    ボトムス…レギンス、スカート、ワイドパンツなど動きやすいもの
    ヒール高…5.5cm程度の低めで安定するものが◎

【男性編】社交ダンスの練習着のポイント

  • 女性同様、動きやすい服装が基本
  • 無地のシャツに黒系のパンツというシンプルスタイルが多い
  • ダンススタジオによってはデモ用のドレスで練習する場合も

競技会で着用する本番用の衣装

社交ダンスを競技として楽しむ場合は、種目に応じて正装が変わります。
スタンダード:男性は燕尾服、女性はロングスカートドレス
ラテン:男性はシャツやパンツ、女性はスカート丈が短いドレス

競技レベルやクラスに合わせて選べばOKです。
「衣装もダンスの醍醐味のひとつ」と考える方が多いため、
レッスンで練習着を徐々にアップグレードしていく楽しみもあります。

まとめ|まずは体験レッスンで自分に合った社交ダンスを見つけよう

以上、初心者でも気軽に始められるよう3つのポイント(種類難易度衣装)に分けてご紹介しました。

社交ダンスは一度「古いイメージ」がついてしまいがちですが、
今では20代~30代の若い世代にも人気のダンスです。
「姿勢を良くしたい」「運動不足を解消したい」といった健康目的で始める方も増えています。

全国には多くのダンス教室があり、無料体験レッスンを実施しているところも少なくありません。
まずは体験レッスンや見学に参加し、いろいろなダンスを試してみるのがおすすめ。
自分に合ったテンポや音楽を見つけて、楽しみながら踊ることが上達のカギです。

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