競技ダンスを始めたい!教室選び・衣装・パートナーの見つけ方を徹底解説

テレビのバラエティ番組でタレントさんが競技ダンスの大会に挑戦したり、
社交ダンスが舞台の漫画が映画化されたりと、以前よりも身近に感じられるようになった「競技ダンス」。
世界で活躍するダンサーや漫画の主人公に憧れて、「自分も社交ダンス(競技ダンス)を始めたい!」と思う方は多いのではないでしょうか。

しかし、いざ始めようとすると「ダンス経験がない」「体がかたい」「運動神経に自信がない」「費用は高いの?」など、
いろいろな不安があると思います。
でも心配はいりません。競技ダンスは、年齢や体格を問わず誰でも楽しめるスポーツでもあるのです。

ここでは、競技ダンス(社交ダンス)を始める前に知っておきたい5つのポイントをわかりやすくご紹介します。

1. 競技ダンスと社交ダンスは同じもの?

競技ダンスも社交ダンスも、実は同じジャンルに属しています。
呼び方がいくつかあり、ソシアルダンス・ボールルームダンス・ダンススポーツ・10ダンスなどと呼ばれることも。

● 社交ダンス
パーティーやイベントなどでパートナーと一緒に楽しむダンススタイルを指すことが多いです。

● 競技ダンス
競技会に出場し、成績を競うスポーツ要素が強いダンスの呼び方です。

競技ダンスには10種目があり、スタンダード(ワルツ・タンゴ・ヴェニーズワルツ・スローフォックストロット・クイックステップ)
ラテン(チャチャチャ・サンバ・ルンバ・パソドブレ・ジャイブ)に分かれています。
一方、マンボやブルースなどは競技種目には含まれませんが、社交ダンスのイベントやパーティーではよく踊られています。

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2. 年齢制限はある?いくつからでも始められる社交ダンス

競技ダンスと言うとシニア層のイメージを持つ方もいれば、
大学サークルで活動している若い人たちの姿を思い浮かべる方もいるでしょう。
実際には年齢制限は一切なく、何歳からでも始められるのが競技ダンス(社交ダンス)の大きな魅力。

バレエのように幼少期から始めないとトップを狙えないというわけではありませんし、
競技会に出場するのにも年齢制限は設けられていません。
10代の学生から60代以上のシニアまで、「始めたい!」と思ったその時がベストタイミングなのです。

ダンスを通して体力維持や姿勢改善も期待できるので、健康的な趣味としてもおすすめです。

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3. パートナーがいないけど大丈夫?競技ダンスの相手探し

社交ダンスと異なり、競技ダンスでは固定のパートナーとペアを組むのが一般的です。
「パートナーが見つからないと大会に出られないのでは…」と不安に思う方も多いでしょう。

しかし多くのダンス教室には、一人でレッスンを受けに来ている方がたくさんいます。
団体レッスンなら同じクラスの仲間と組めますし、
個人レッスンならインストラクターが相手役を担当してくれるので心配ありません。

さらにパートナー募集の掲示板専門誌を通じて相手を探す方法もあります。
インストラクターやダンス仲間の紹介で出会うケースも多いので、
まずは気軽にレッスンを受けながら、良いパートナーを見つけるのがおすすめです。
息の合うパートナーができると、競技ダンスは一気に楽しくなるでしょう。

4. どこで習えばいい?社交ダンス教室の選び方

競技ダンスを本格的に始めたい場合、「地域のダンスサークル」や「スポーツクラブの社交ダンス講座」では
物足りないことが多いかもしれません。これらはあくまで社交ダンスを楽しむための場だからです。

そのため「社交ダンス教室」と呼ばれるプロのインストラクターが常駐するスタジオを探しましょう。
多くの場合、教室名は「○○社交ダンス教室」となっていますが、
競技ダンスにも対応しているところがあります。

▼ 教室選びのチェックポイント
・インストラクターが競技ダンス経験者または現役選手か
・競技会に出場するためのレッスンコースがあるか
・レッスンスケジュールや料金は無理なく通える内容か

事前にホームページなどで確認してから体験レッスンに参加し、
教室や先生との相性を確かめてみてください。

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5. 費用はどれくらい?練習着や靴、衣装の準備について

競技ダンスと言えば、大会で着るきらびやかなドレスやタキシードをイメージし、
「お金がかかりそう…」と不安になる方も多いでしょう。
しかし初心者が最初に揃えるのは、基本のシューズと動きやすい練習着だけでも十分です。

▼ シューズ
・スタンダード用とラテン用がありますが、兼用シューズという便利なタイプもあります。
・値段は3000円~1万5000円程度が相場。
・まずはモダン用のシューズ1足でも代用が利くので安心です。

▼ 練習着
・Tシャツやストレッチ素材のパンツ・スカートなど、動きやすい服装でOK。
・体のラインがわかりやすいと指導を受けやすい。
・形から入りたい場合は専用のレッスンウェアを購入しても良いでしょう。

▼ 大会用の衣装
・オーダーメイドは高額になりがちですが、ネットショップなどで安価な既製品も豊富にあります。
・通っている教室が提携割引をしているケースもあるので、ぜひチェックを。

予算に合わせて購入の方法はさまざま。
無理のない範囲で始められるのも、社交ダンス(競技ダンス)の魅力の一つです。

まとめ|社交ダンス(競技ダンス)の世界に飛び込もう

競技ダンスを始めたいけれど、様々な不安や疑問があって一歩を踏み出せない方も多いかもしれません。
しかし、音楽に合わせて踊る楽しさは体験してみなければわからないもの。
ぜひ体験レッスンや見学に足を運んでみてください。

競技ダンスとしてスポーツに打ち込みたい方はもちろん、
将来シニアになっても社交ダンスという形でずっと踊り続けることも可能です。
年齢を問わず長く続けられるのがダンスの素晴らしさ。

「始めたい」と思った瞬間がベストタイミング!
ぜひこの機会に、社交ダンス(競技ダンス)の世界へ飛び込んでみませんか?

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