社交ダンス漫画『ボールルームへようこそ』の1巻名言・名場面6選

竹内友(タケウチトモ)先生の連載漫画『ボールルームへようこそ』は社交ダンスを知らない人が読んでも絶対にはまること間違いなし!そんな、『ボールルームへようこそ』1巻の名言・名場面をお伝えします!


1.立ち方ひとつで人の見る目は変わる

この名場面は主人公の多々良が変わる瞬間です。

社交ダンスを始めた人が一番最初に習うのが姿勢。

美しいダンスを踊るためには、美しい姿勢が重要です!

そして、美しい姿勢は頭のてっぺんから足の先までが綺麗に一直線に伸びており、他人から見ると自信に満ち溢れた姿に映ります!

これが竹内友(タケウチトモ)先生の画力で、しっかりと表現されています。

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2.『見ろ』『俺を見ろ』

竹内友(タケウチトモ)先生の圧感の絵力!

社交ダンスの試合は、一度に何組も踊ります。

そのため、フロアでは目立ったもの勝ち!

そんな、社交ダンスの試合の雰囲気を絵でここまで表現している竹内友先生の作画力は本当にすごいです。

ダンス経験者なら間違い無く、「見ろ」「俺を見ろ」と試合で思って踊っています!

そんな試合風景をダイナミックに描いたこの見開きページは感動ものです!

3.ああ・・・・もう朝だったんですね

このシーンはコーチに

俺が「やめ」って言うまで練習をやめるな

と言われ、練習を続けていたらいつの間にか次の日の朝になってしまっていたシーンです。

なぜ、このシーンをご紹介しているのか?

人は無我夢中で何かに取り組んでいると時間を忘れてやり続けます。

それは、主人公はイヤイヤ練習をしていたわけではなく、無我夢中で練習していたらいつの間にか朝になってしまっていたからです。

そして、そのことに気づいた時に出た言葉が

「ああ・・・・もう朝だったんですね」
なんです。

「ボールルームへようこそ」はスポ根もすごい!

だけど、それ以上に純粋で、直向きな姿勢を思い出させてくれる。この名場面は、是非見てもらいたい1コマです。

4.シャド―・・・・練・・・・?

天才と思われている人間は必ず影で努力している!

このシーンはアマチュアでは国内に敵がいないと言われているほどの天才ダンサー・兵藤 清春(ひょうどう きよはる)が一人で必死に練習しているところを、主人公の富士田 多々良(ふじた たたら)が目撃するシーン。

この鬼気迫る雰囲気。

誰もが知る現役メジャーリーがであるイチロー選手も、「天才」と「努力」についてこんな風に言っています。

努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。

現役メジャーリーガー・イチロー

周りから見て「天才」だと思えるような人も、実は影で誰よりも努力しています。

そんな、当たり前のことを気づかせくれる場面です。

5.兵――藤!

セリフが少ないので難しかったのですが、どうしてもいれたかった!

竹内友(タケウチトモ)先生のラテンアメリカンの表現がとてもセクシーで力強いッ!

社交ダンスをあまり知らない方が、社交ダンスと聞いてイメージするのは女性のドレスがヒラヒラして優雅なスタンダード(モダンダンス)だと思います。

こちらも素敵ですが、社交ダンスにはスタンダードとは別に、ラテンアメリカンという種目が存在します!

社交ダンスにはキンタロー。さんが金スマの社交ダンス企画で世界選手権の日本代表の権利を手に入れた時に踊った種目がラテンアメリカンです。

ラテンアメリカンは力強く、激しいダンスが特長の種目。

そんな躍動感を、この1枚の絵で表現されている竹内友(タケウチトモ)先生の画力!是非、単行本で確認してください。

6.ワルツは僕のリズムだ!

竹内友(タケウチトモ)先生の見開き1ページを使った躍動感が好きです!

社交ダンスは、動きが激しいスポーツです。

そんな描写を、静止画で表現しているこのシーンは、ページをめくった瞬間に主人公の富士田 多々良(ふじた たたら)が動き出しそうです。

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