競技ダンスを始めたからには「いつか世界大会に出てみたい!」と思う人は多いでしょう。
とはいえ「世界大会って出場するのに資格はいるの?」「どうやってエントリーしたらいいの?」「そもそもどんな日程でどんな大会があるの?」と疑問だらけではないしょうか。
この記事では「いつか競技ダンスで世界大会に出てみたい!」と思うあなたに、大会の種類や主な世界大会の日程や概要など、世界大会を目指す人に必要な情報をお伝えしたいと思います。
目次
競技ダンスの大会にはどんな種類がある?
競技ダンスは国内大会・世界大会を含めて年間通し多くの大会を行っています。
まずプロ(プロフェッショナル)・アマチュア・プロアマ・学連・サークル競技会という種類に分けられ、その中で更にランク別に分かれています。
ランクは「A」から「N」までであり「A」が一番上のレベルです。ランクは大会で一定以上の成果を残すことにより上がっていきます。イメージとしてはテニスの世界ランキングのような感じです。
また年齢によってジュニア・ユース・シニアとカテゴリーもわかれています。このカテゴリーや年齢規程は団体によって異なるので注意が必要です。
競技ダンスの世界大会の種目なにがあるの?
競技ダンスの世界大会で行われる種目はスタンダード5種とラテン5種ですが、その大会によって種目は異なります。1種目のみの順位で競う場合と、複数種目の合計点で順位で競う場合があります。
競技ダンスの主な世界大会はなにがあるの?
競技ダンスには世界ダンススポーツ連盟 (WDSF)と世界ダンス議会(WDC)という2つの団体があります。それぞれの主催する世界大会は以下の通りです。
USオープン
世界プロフェッショナル選手権大会
ワールドカップ
グランドスラム
アジア選手権
ヨーロピアン選手権
ジャーマンオープン
世界選手権
世界選手権はバラエティー番組の企画で、タレントのキンタローさんとロペスさんのペアが初出場で日本人最高位・7位という奇跡的な成績を残して「マイアミの奇跡」と呼ばれた大会です。
競技ダンスの最高峰・三大世界大会とは?
競技ダンスの世界大会は数多く行われています。その中でも最も有名で多くの選手が目標にしている本場イギリスで開催されている三大世界大会について説明します。
ロンドンインターナショナルダンス選手権
正式名称:「International Championships」
開催時期:毎年10月
会場:Royal Albert Hall
社交ダンスの三大世界大会の中で、予選と本戦が違う会場で行われるのはこのロンドンインターだけです。予選は同じくロンドンの郊外にあるブレントウッド センター(Brentwood Centre)で行われます。
UK選手権大会(UK OPEN)
正式名称:「United Kingdom Open Championships」
開催時期:毎年1月
会場:Bournemouth /International Centre
英国で2番目に大きな世界大会です。開催期間が3日間と他と比べてかなり短いため参加しやすい世界大会ともいえます。
またStar Ball やThe Universalなど、UK選手権の前後にある大会が豊富なため世界大会をまわることも可能です。
全英選手権ブラックプールダンスフェスティバル
正式名称:「Blackpool Dance Festival」
開催時期:毎年5月
会場:Blackpool Winter Garden Empress Ballroom
開催期間が1週間と長く世界中から集まる世界で最も有名な競技ダンスの世界大会です。オープン参加のためアマチュア部門はエントリーすれば誰でも出場できます。この世界大会を目標に練習をつんでいる競技ダンスのペアも数多くいます。
初心者も出場できる競技ダンスの大会はある?
競技ダンスで世界大会に出場するためには、まず国内の大会で経験を積むことをお勧めします。国内には初心者が出場できる大会もありますので、ぜひ挑戦してみてください!
マチュア・プロミックス競技会
マチュア・プロミックス競技会は固定のパートナーを見つけていない人でも出場することができます。世界大会ではパートナーを固定して挑戦しなくてはなりませんが、マチュア・プロミックス競技会では先生と組んで出場できます。
サークル競技会
パートナーを見つけたらサークル競技会に出場してみましょう。大会の雰囲気を経験するという意味でもおすすめです。
アマチュアノービス大会
固定のパートナーが決まったら出場アマチュアノービス大会に出場してみましょう。世界大会を目指すためには、パートナーと息を合わせてダンスを作り上げる作業が必要となります。アマチュアノービス大会へ向けて練習を重ねることで世界大会に一歩近づけるでしょう。
ランクをあげて世界大会に挑戦しよう
競技ダンスの世界大会は出場できるカテゴリーも年齢などによって細かくわかれているため、何歳から始めても世界大会を目指すことができます。
オープン参加の世界大会はもちろん、世界ランクをあげて大きな世界大会に挑戦することも可能です。世界大会の動画はネット上にたくさんアップされているので、ぜひチェックして目標とする大会を見つけてください。