競技ダンスの世界三大大会の1つ!ロンドンインター開催地のおすすめ競技観戦と観光情報まとめ

社交ダンスや競技ダンスをやっている、これから習う人なら知っておきたい、世界三大大会の1つ、ロンドンインター(International Championships)について取り上げます。国際選手権とも呼ばれているようです。

名前からも想像できるように、英国の首都ロンドンにあるロイヤルアルバートホールで開催されます。ロンドンインターの開催地の様子から競技会場、チケットの取り方など詳しく解説していきます。

世界三大大会のロンドンインター開催地は高級&お洒落エリア!

アクセス便利、世界トップのダンスとロンドン観光も楽しめます。

ロンドンインター(International Championships)の開催地はどんな街?(動画)

ロンドンの高級地区で有名なサウスケンジントン

引用:A Lady of Leisure

https://aladyofleisure.com/

英国の首都ロンドンの南西部、チェルシー地区にあるSouth Kensington(サウス・ケンジントン)は、とてもポッシュな場所です。文化的な観光スポットが多くある高級地区サウス
ケンジントンは、ロンドンの中でも裕福なエリアにあり、旅行者に人気スポットです。お洒落なテラス付き住宅が並び、ヨーロッパらしい景色が楽しめます。

この地区は高級ブティックやラグジュアリーホテル、博物館が集まり、フランスのお店が多く、フランス人が行きかい、まるでフランスに訪れたかのような気分になるでしょう。にぎやかなケンジントン
ハイストリートを歩きながら、上流階級の人々が利用するショップの数々をのぞくことができます。

街の様子を見てみましょう。

ロンドンでも高級エリアというだけあって、映画や雑誌で見るような世界でしょう。ロンドンインターの会場は、動画内で15分40秒あたりにRoyal Albert Hallがでてきます。

ロンドンインター(International Championships)とは?

ロンドンインター(International
Championships)は社交ダンスの世界三大大会の1つ。
ロンドンの高級エリア、サウスケンジントンにある、
ロイヤルアルバートホールにて、毎年1回、3日間にわたって開催されます。ロンドンを代表する大公園ハイドパーク(Hyde
park)の近くです。

予選はロンドン郊外にあるブレントウッド(Brentwood)で行います。Liverpool Street Stationから電車が走っているので、駅でチケットを買いましょう。乗車時間は乗り換えなしで
40分程度です。

引用:DSI LONDON

https://www.dsi-london.com/

本選が行われるロイヤルアルバートホールは、アルバート公という人物のために1871年に建てられた演劇場です。楕円形(だえんけい)の建物内部には7000人ほどが収容可能であり、普段は様々なコンサートなどが行われています。

本選はこちらです。

引用:ロイヤルアルバートホール公式サイト

https://www.royalalberthall.com/

引用:ロイヤルアルバートホール公式サイト

https://www.royalalberthall.com/

ロンドンインター2019年のダンス動画

まずは大会の様子を見てみましょう。2019年の決勝戦です。

ここに注目!ロンドンインターの特徴

引用:International Dance Shoes

https://www.internationaldanceshoes.com/

  • 開催期間が予選をいれて3日間と短い
  • 予選会場(ロンドン郊外)と本選会場が別
  • フロアもホールも楕円形
  • 決勝2次予選から生バンド演奏
  • 出場選手のレベルがブラックプールなど他大会より高い
  • 予選で勝ち抜いた人のみ、ロイヤルアルバートホールで踊れる

2019年ロンドンインターの結果(社交ダンス)

前回のロンドンインターは2019年に開催されました。本選の結果は下記の通りです。

(プロラテン)

  • 1位 リカルド・コッキ組 アメリカ
  • 2位 ステファノ・ディ・フィリッポ組 アメリカ
  • 3位 トロエルス・ベージャー組 USA
  • 4位 ドリン・フレカウタヌ組 モルドバ
  • 5位 キリル・ベロルコフ組 ロシア
  • 6位 ニノ・ランジェラ組 英国

(プロボールルーム)

  • 1位 アンドレア・ギジャレッリ組 英国
  • 2位 ドーメン・クラペッツ組 ドイツ
  • 3位 ヴァレリオ・コラントーニ組 イタリア
  • 4位 ズタニスラフ・ゼリアニン組 ロシア
  • 5位 セルゲイ・ルス組 ポーランド
  • 6位 スタス・ポルタレンコ組 ウクライナ

ロンドンインター(International Championships)チケットの取り方

引用:Lonely planet

https://www.lonelyplanet.com/

チケット手配はロイヤルアルバートホール(Royal Albert Hall)の公式ホームページより購入可能です。サイトはこちらになります。良い席、近い席はすぐ完売してしまいます。

ツアーで行くのか、個人で手配するのか悩むかもしれませんが、日本からロンドンへ行くことは難しいことではありません。飛行機で日本~ロンドンへの直行便もあり、本選があるのはロンドン市内のメトロもあるエリア、サウスケンジントン駅なので、行き方も簡単です。

ロンドンインターを観戦するだけでなく、同じエリア内にはあらゆる観光スポットもあり、メトロやバスを利用すれば、ロンドン市内の観光も楽しめるのが魅力でしょう。

予選の観戦はロンドン郊外にあるブレントウッド(Brentwood)で行いますが、
当日会場でチケット購入でき、座席指定はなく自由席です。会場にはカフェがありますが、お値段が高めなので、時間に余裕があれば持参するといいでしょう。

次はいつ?2021年ロンドンインター(International Championships)

引用:ロイヤルアルバートホール公式サイト

https://www.royalalberthall.com/tickets/events/2021/international-ballroom-dancing-championships/

次回は2021年9月30日(木曜日)に行います。2020年は新型コロナウイルスの影響で、2021年5月に試合を延期しました。同じ年に試合が2つあるという珍しい状況ですが、今後の状況は感染状況によってはどうなるかわかりません。

ロイヤルアルバートホール公式HPによると開場17時、開演17時45分となっています。現在で65年目を迎え、世界中から優秀なダンサーが集まり、世界レベルの競技を観るのは、ダンスファンには何ともいえない楽しみでしょう。再び延期にならないことを祈るばかりです。

ロンドンインター本選観戦はキレイめコーデで

世界三大大会の1つ、ロンドンインター(International Championships)について、解説してきました。予選はロンドン郊外Brentwoodで行い、本選はロンドンのSouth
Kensingtonにあるロイヤルアルバートホールで開催されます。

日本人選手が本選に出場するまでなかなかいきませんが、そのくらいレベルの高い大会でもあり、世界レベルのダンスを観る価値は大いにあります。本選を観る場合は、ドレスコードはありませんが、スーツやドレスなどエレガントな格好をする観客が多いので、キレイめコーデで行くのが無難です。